リファイン銀座(サロン時代)

会社をリタイヤして手探りで始めた、最もデンジェラスなサロン起業

私がコンサルティングを始めるにあたって、最も基礎の部分となったのがこのサロンです(現在はありません)。

リファイン銀座は中央区銀座のマンションの一角で、もともとはパワーストーンのアクセサリーをお客様にヒアリングしながら1つ1つ作るプライベートサロンでした。

どうして30過ぎの男がサロンなんか開くのか?と甚だ疑問に思われる方がほとんどでしょう。私は会社員時代、かなり過酷に働いて、心身ともに崩壊してしまいました。今当時を振り返ると、今のほうが比べ物にならないくらい多忙で業務量も多いですが、当時の私のキャパシティでは耐えられなかったのです。

会社をリタイヤし、なんとなく癒やしの仕事を自分でやってみようかなというフワッとした感覚で、何の戦略もなくサラリーマン時代に貯めた貯金を使い尽くして作ったのがリファイン銀座 東銀座サロンでした。今思うとこのような事業の始め方はかなり危険で、借金まみれで潰れるパターンに近いです。

サロンを開業してから、恐らく経営者のみなさんが直面するであろう問題に多数ぶち当たり、ゼロから経営やマーケティングの勉強をして、学んだんことは全て実践しました。周辺のローリング調査や、家庭用インクジェットプリンタで作ったチラシのポスティング、ビジネス交流会への定期的な出席、大量の名刺交換と引き換えに大量の迷惑メール登録(一つも売り上げない)、サロンでリピーターさんを招待してプライベート・パーティー、メソッドの開発、ディプロマ、挙げればキリないほどです。

この経験が今の自分を作っています。世の中の仕組みや、マーケティング一つを取っても、恐らくこうすればこうなるだろうということが肌感覚で分かります。如何せん、実践して失敗を繰り返せば必ず成功にたどり着くという理論が実体験できて、確信に変わったのもこのサロンのおかげでした。今では自信を持って皆さまにアドバイスできますし、一緒に経営者として隣を走る事ができます。

たまたま私のサロンのお客様は経営者様が多かったので、たくさんの悩みを聴き、パワーストーンも制作し、自分のこれまでのITやデザインの経験を生かしてお手伝いをするようになったのがきっかけで、リファイン銀座はコンサルティング業に変貌を遂げました。

たいていの苦難は乗り越えられますし、実現させたい未来があれば。へこたれないメンタルと実行力(PDCA力という方が正解かもしれません)、この2つだけで実現できます。戦略や戦術の考え方が加わると、更に戦いは難なく乗り越えられます。

ぜひ一緒に痛みも喜びも分かち合いながら、ビジネスを成功させて参りましょう。

リファイン銀座 代表 松本 卓大