エステサロン・化粧品販売企業様の経営支援

激戦区の港区麻布で、リピーターに愛されるエステサロン作り

※NDA締結により個人名・団体名を特定できない形でのご紹介となります。ご了承下さい。

もともとはエステサロン勤務をしていましたが、自分で起業して独立したいというエステティシャン様からのご相談でした。

数年間のエステティシャン経験により、フェイシャル・ボディケア・脱毛等の技術を習得されて、技術面では自信があるのですが、開業から経営(攻めの営業部分・守りの運営部分)をどうすればよいかわからないので、一緒に手伝って欲しいとのご依頼でした。

用意できる資金(今回は状況を考慮して融資はしないで開業するとのことになりました)を元に経営計画を構築し、どれくらいのターゲット層の人がどれくらいの割合で、どのメニューをオーダー頂くと経営が回るかをシュミレーションします。逆に、経営を回すためにはどのターゲット層に来てもらい、どれくらいオーダーしていただかないといけないか、という観点でも計算します。

ターゲット層(=価格帯:今回は比較的お金に余裕のあるお客様を対象としたい)が決まったら、ターゲット層に見合った物件探しと、マーケティング・ツール(名刺、チラシ、ホームページ、会員カード、看板、インテリア、制服、etc.)を揃えて行きます。各種機材の導入は私は詳しくないので、クライアント様にご担当いただき、ホームページも運用を開始し、チラシもポスティング、手渡し、関連するお店に置いてもらう等の手配を行い、新規オープンしました。

オープンしてからは、構築した経営計画を是が非でも必達で成し遂げなければなりません。どうすればお客様に来て頂けるか、客単価(一人のお客様にお金を落として頂ける額)をどうすれば上げられるか、会員制のシステム(顧客ランク)や、割引、ご紹介の制度等を整備していきます。サロン系の店舗では口コミが非常に重要なファクターになるので、どうすれば口コミが上げられるかも真剣に向き合って対応していきます。

ここからはPDCAサイクルになりますので、これを如何に愚直に向き合って対応するかが成功の鍵を握ります。時代の波を乗り越えて上手く経営をしている経営者様は、このPDCAサイクルを愚直に、失敗してもめげずに、とにかく馬鹿みたいに繰り返し続けています。100%全部が成功していません。失敗することも多いですし、むしろ失敗している方が多いのではないでしょうか。

PDCAサイクルを回さずに何も対策をしないと、じわじわと企業は失血していきます。リピーターは常に一定割合で離れ続けますから、常に一定割合の新規顧客を獲得しないと事業は失速します。失敗は多少の傷は負いますが(逆に致命傷になるような失敗はしてはいけませんが)、小さい傷を負い続けるからこそ、安定した経営が得られます。

そして、負い続ける傷を最小限に留めるには、戦略が必要です。潤沢な資金がある場合を覗いては、私は通常、ランチェスター戦略(弱者戦略)をベースに戦略を構築します。林修先生が、勝てる領域で徹底的に勝つ、とおっしゃっていますが、まさにこのことです。オールラウンドで勝つ事ができるのは大手、または余程強い戦闘能力を持った人・物・コンテンツでないと通用しません。仮にそのような場合でも、大手は簡単に強大な資金力でミート(奪う)してきます。このため、もっとも少ない労力で、最も高いパフォーマンスで戦えるよう、シェアNo.1を取れる地域×客層×商品の組み合わせを考えます。

よく、チラシやロゴ、ホームページなどを先行して考える方が多いのですが、これらはあくまでも末端の戦術・ツールであって、戦略があってこそ作れるのです。私がクリエイター・デザイナーとして、各種マーケティング素材の制作を請け負うことが多いのですが、逆に戦略部分がはっきりしていないと、デザイナー側も何をどうデザインしていよいのかわからない、ということを是非覚えておいて下さい。デザイナーは魂を込めて作品を仕上げてきます。これはデザインでお金を頂いている職業の方は、全員そうだといっても過言ではありません。でも、テイストや趣向(シニア層に受けるデザインと、20代に受けるデザインは全く違うのです)がわからないと、何を作ってよいか分かりません。作って出しても、違う・違うと言われると、気が滅入ってしまうのです。ですので、依頼する側は常に戦略を意識して、クリエイターに依頼をすることで、効果の高いマーケティング素材が出来上がります。

クライアント様は私よりも二周りも若い女性ですが、私が同じ年齢の頃はひたすらサラリーマンで満員電車に揺られながら泉岳寺へ通っていましたので、頑張る姿を見ると偉いなと思います。自然と応援したくなってきます。