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代表取締役先（現在は売却・譲渡済）の会社の一つが長野県にあり、子供の学校の転校先も長野に決まり、2020年3月に都内から長野県に引っ越し参りました。都内・神奈川県にも複数のクライアント企業様がいらっしゃいますので、都心と長野県をよく往復しています。
長野県に引っ越してくる前は、東京都の中野区という場所に住んでいました。中野区の産業振興の一環で、中野区産業振興拠点（ICTCO）というところに参画しておりました。シェアオフィスとして都内で事業を営む事業主さん、社長さんたちが多数在籍し、中野区とも連携したビジネスの立ち上げ・運営などが行われていました。
ライブ録音.comはここで生まれたプロジェクトです。多くの有名なアーティスト（聞いてあっと驚くくらいの方々です）の録音・マスタリングを手掛けてきた音響のプロフェッショナル企業様も当時ちょうどICTCOに在籍されていて、なにかコラボをして事業ができないかというところからスタートしました。
私は経営コンサルティングの仕事をしていますが、別の顔としてクリエイターでもあります。広告デザイン（残念ながら朝日広告で賞を取るには至っていません）や写真制作、動画撮影、映像制作など、幅広くクリエイティブなお仕事も担当させていただいています。私の担当領域の中で一番苦手だったのが、「録音」でした。映像分野もかなり奥が深く、テレビ局があれだけ制作コストをかけて番組を作るというのが嫌というほど分かるくらいです。それと同じく、録音の分野も、アーティストさんがスタジオを借りて録音エンジニアにお願いして、様々な機材や工程を経てキレイな録音ができるのです。普段、我々はCDやライブなどで当たり前に聞いている音楽ですが、これができるまでは涙ぐましい努力があるのです。
到底そこまでのクオリティの制作物は私一人ではできませんので、一緒にやりましょうという話になりました。
マーケティングとしては、ターゲット（地域ｘ客層）を絞り、都内の学校・音楽教室・ライブ会場等にDMを発送しました。DMはレスポンス広告の要素を取り入れ、ターゲット方々が問い合わせをしやすい形を取りました。Webサイトや各種コンタクト等も新設し、複数件の問い合わせを頂き、現在は定期的に映像収録・DVD/Blu-ray・CD販売のお仕事を頂いております。
特に目黒区にある幼稚園様は、クリスマス劇（教会内での聖歌隊の方々の神聖な歌声や園児の皆さまのセリフの収録等、難易度が高い収録です）や卒園式（こちらも教会内・聖歌隊有り）を５年連続でご依頼頂いており、保護者の皆さま方の高いご要望にお応えしています。収録後はBlu-ray/DVDのプレス・パッケージングまで行い、園内での販売をしています（卒園式は郵送での発送）。